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亀井・小沢がちょっとなあ… [社会時評]

亀井・小沢がちょっとなあ…


 亀井静香が1119日、民主党を出た山田正彦元農水相と組んで反TPP・脱原発・消費税凍結の新党構想を打ち出した。将来は「脱原発」の「みどりの風」と連携を模索するらしい。この路線自体、正しい選択だろう。経済政策、社会政策ともに自民党と維新は同じであり、この二つと民主しか存在しない選挙戦であれば、有権者は国の行方を選択しようがないからである。もちろんここで、私は自身の政治信条を語っているわけではない。日本の政治の、あるべき枠組みを語っているだけだ。

 構図からすれば本来はこの路線が第三極になるべきだが、現状では小沢一郎の国民の生活を加えても第四極にとどまるであろう。それはなぜか。石原慎太郎・橋下徹に比べ、大衆アピール度と情報発信力が決定的に違うからである。下手をすれば、石原・橋下のハレーションによって吹っ飛ぶ可能性もある。もちろん、ここに共産や社民を加えたからと言って、大勢に影響があるものではない。では、国民にとって少しでも「ベター」な方向とは何か。

 自民の反安倍派、民主の反野田派が、亀井・小沢の新党に合流することである。しかし、自民党は次の選挙で政権を取るかもしれないので、政権奪取が党の最大目標である自民党からいま脱退するバカはいないだろう。とすると、民主を出る反野田派に期待するしかない(山田元農相もそうだが、この手は結構いるだろう)。この結果として自民、維新、民主に続く第四極を作れるか。

 しかし、こう書いていて思うが、小沢と亀井ではなあ…。もう一枚、スター性とカリスマ性と発信力を持つ政治家はいないか。でもそんなのが簡単に見つかれば、苦労はないな。出てこい、反TPP・脱原発・消費税凍結の星よ。今がチャンスだよ。


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